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基礎知識 ・ 打ち込み

ピアノロールの見かた

読む時間 約6分押すと歌う楽譜が読めなくてOK
ピコ
ピコ作曲アプリをひらいたら、マス目がいっぱいで何がなんだか…
ゴンタ先生
ゴンタ先生それがピアノロールだよ。縦が高さ、横が時間。2つだけ覚えれば読めるよ。
ピコ
ピコ2つだけ! それなら覚えられる!
この記事でわかること

ピアノロールの読みかたと、打ち込みの基本

1ピアノロール=縦が高さ、横が時間

ピアノロールは、音をマス目の上のブロックで表す画面のこと。DAW(作曲ソフト)や作曲アプリのほとんどに入っている。名前は、昔の自動演奏ピアノが使っていた、穴のあいた紙の巻き物(ロール)から来ているよ。

  • 縦=音の高さ上の段ほど高い音。左はしに鍵盤やドレミが並んでいて、どの段が何の音かわかる。
  • 横=時間左から右へ進む。ブロックが横に長いほど、長くのばす音。
ドから1つ上のドまで、1段ずつ上がっていく。ブロックを押すと、その音だけ歌うよ。

2マス目の線の意味

横方向の線は、時間の目盛り。太さで意味がちがう。

線意味
いちばん太い線小節の区切り。4/4拍子なら、太い線から太い線までが4拍
少し濃い線拍の区切り。「1・2・3・4」と数える目印
うすい線半拍(8分音符)の区切り。アプリによっては16分音符まで細かくできる

この線をグリッドという。ブロックは、ふつうグリッドにぴったり合わせて置く。

3クオンタイズ:ずれたリズムをそろえる

鍵盤で弾いて録音したり、手で置いたりすると、ブロックがグリッドから少しずれることがある。そのずれを自動でグリッドに合わせる機能がクオンタイズ。ずれたままだと、リズムがよたよたして聞こえるよ。

「ずれている」は、ブロックの始まりがグリッドの線から少しはみ出している。

ただし、ぴったりそろえすぎると機械っぽくなるので、わざと少しだけずらして人間らしさを出すこともある。ロボ声なら、ぴったりでOKだよ。

4楽譜とピアノロール、どっちがいい?

楽譜ピアノロール
読みやすさ記号を覚える必要がある見たまま。はじめてでも読める
長さ音符の形で表すブロックの長さで表す
向いていること人に演奏してもらう、印刷するパソコン・スマホで作曲する

パソコンやスマホで作曲するなら、ピアノロールだけで十分。楽譜が読めなくても、曲はつくれるよ。打ち込みの基本操作は、どのアプリでもだいたい同じ。

  • 置くマスをクリック・タップすると、ブロック(音符)が置ける。
  • のばす・縮めるブロックの右はしをつまんで動かす。
  • 動かすブロックをつかんで、上下(高さ)や左右(タイミング)へ。
  • 消す右クリックや消しゴムツールで。
やってみよう

作曲ラボのピアノロールにさわる

  1. 作曲ラボをひらいて、「+ 新しい曲」でまっさらな曲をはじめる。
  2. まん中のドの段から、ド・レ・ミ・ファ・ソと右上へ階段のようにブロックを置く。スマホはペンを「置く」にしてタップ。
  3. 「ロボに歌わせる」で聞く。最後のソを右へのばして、長さが変わるのも確かめよう。

まとめ

  • ピアノロールは、縦が音の高さ、横が時間。ブロックの長さが音の長さ。
  • 太い線が小節、濃い線が拍、うすい線が半拍。ずれはクオンタイズでそろえる。
  • パソコン・スマホで作曲するなら、楽譜が読めなくてもピアノロールで十分。

ことばメモ

ピアノロール
縦が高さ、横が時間のマス目に、音をブロックで置く画面。
DAW
パソコンで曲をつくるソフトのこと(Digital Audio Workstation)。
打ち込み
ピアノロールなどに、音を1つずつ置いて曲をつくること。
グリッド
マス目の線。小節・拍・半拍などの目盛り。
クオンタイズ
ずれた音のタイミングを、グリッドに合わせてそろえる機能。