1同じ音に、3つの呼びかた
日本でよく使われる音の呼びかたは3つある。歌で使うドレミ(イタリア語)、コードやバンドで使うCDE(英語)、「ハ長調」のような調の名前で使うハニホ(日本語)。どれも同じ音のことだよ。
| ドレミ | ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 英語 | C | D | E | F | G | A | B |
| 日本語 | ハ | ニ | ホ | ヘ | ト | イ | ロ |
英語と日本語は、どちらもラから順番に名前をつけたもの。ラがA(イ)、シがB(ロ)、ドがC(ハ)…と続く。だから「ド」がアルファベットのはじめのAではなくCになっているんだ。
鍵盤を押すと、その音を歌って3つの呼びかたを表示するよ。
2ハ長調の「ハ」はドのこと
日本語の音名がいちばん出てくるのは、調(キー)の名前。「ハ長調」は、ハ(=ド)から始まる長調のこと。英語では「C major(Cメジャー)」と呼ぶ。同じように「ト長調」はソから始まる長調で「G major」。
- ハ長調C major。ドから始まり、白い鍵盤だけでできる。
- ト長調G major。ソから始まる。
- イ短調A minor。ラから始まる短調(暗めのひびき)。ハ長調と同じく白い鍵盤だけでできる。
3黒い鍵盤:シャープとフラット
黒い鍵盤の音には、決まった名前がない。となりの白い鍵盤の名前に、記号をつけて呼ぶ。
- ♯ シャープ半音上げる。ドのすぐ右の黒い鍵盤は「ド♯(C♯)」。日本語では「嬰(えい)ハ」。
- ♭ フラット半音下げる。同じ黒い鍵盤を、レから見て「レ♭(D♭)」とも呼ぶ。日本語では「変(へん)ニ」。
つまり、1つの黒い鍵盤には♯と♭の2つの名前がある。どちらで呼ぶかは曲の調によって決まるけど、はじめは同じ音を2通りに呼べるとだけ覚えておけば大丈夫。
4「C4」の数字はオクターブの番号
ドは鍵盤の上に何度も出てくる。どのドかを区別するために、音名のうしろにオクターブの番号をつけることがある。ピアノのまん中あたりのドがC4で、その1つ上のドがC5、1つ下がC3。
作曲アプリやDAWでは、このC4を「まん中のド」の目安にしていることが多い(ソフトによってはC3と書くものもある)。このサイトの作曲ラボでも、ピアノロールの「まん中」のドがC4だよ。