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基礎知識 ・ 曲の構成

Aメロ・Bメロ・サビとは?

読む時間 約6分押すと歌う楽譜なしでOK
ピコ
ピコ「サビ」はわかるけど、Aメロとか Bメロって何がちがうの?
ゴンタ先生
ゴンタ先生曲の中の「場面」の名前だよ。Aで始めて、Bで助走して、サビで飛ぶ。聞きくらべてみよう。
ピコ
ピコ助走して飛ぶ! なんだか走り幅とびみたい!
この記事でわかること

曲の部品の名前と役割、よくある並びかた

1曲は「部品」をつなげてできている

ふだん聞いている歌は、役割のちがういくつかの部分(部品)をつなげてできている。その組み立てを曲の構成という。日本のポップスでは、それぞれの部品にこんな名前がついているよ。

名前役割英語では
イントロ歌が始まる前の前奏Intro
Aメロ歌の始まり。静かに、話すようにVerse
Bメロサビへの助走。少しずつ盛り上げるPre-chorus
サビいちばん盛り上がる、曲の顔Chorus
間奏歌が休んで、楽器だけになるところInterlude
Cメロ終わり近くに1回だけ出る、ちがう雰囲気の部分Bridge
アウトロ歌が終わったあとの後奏Outro

Aメロ・Bメロという呼びかたは日本独特のもの。英語の曲では、Verse(バース)・Chorus(コーラス)とよぶことが多いよ。

2聞きくらべ:Aメロ・Bメロ・サビ

4小節ずつの短い例で、3つのちがいを聞いてみよう。部品を押すとその部分だけ、「通して聞く」で続けて歌うよ。

Aメロは低いところをゆっくり、Bメロでだんだん上がって、サビでいちばん高い音が出てくる。

ちがいを作っているのは、主にこの3つ。

  • 音の高さAメロは低め、サビは高め。サビで曲でいちばん高い音を出すと、盛り上がって聞こえる。
  • 伴奏の厚みAメロはドラムなしやひかえめ、Bメロからドラムが入る…と、楽器を少しずつ増やす。
  • くり返しサビは同じことばやメロディをくり返して、覚えやすくすることが多い。

3よくある並びかた

J-POPでよくあるのは、Aメロ→Bメロ→サビを「1番」「2番」と2回くり返して、最後にCメロをはさんでサビで終わる形。

前奏ABサビ間奏ABサビCサビ後奏

それぞれの部分は8小節くらいのことが多い。テンポ120なら8小節はおよそ16秒なので、1曲はだいたい3〜4分になる。最後のサビは、くり返したり、キーを上げたりして特に盛り上げることがあって、これを大サビとよぶこともあるよ。

もちろん、これは決まりではない。いきなりサビから始まる曲や、Bメロがない曲もたくさんある。最近は、出だしで耳をつかむためにサビから始める曲も多いよ。

4作るなら、サビからがおすすめ

はじめて1曲つくるなら、サビから作るのがおすすめ。いちばん言いたいことと、いちばん好きなメロディを先に決めてしまえば、AメロとBメロは「サビへどうつなぐか」を考えるだけになる。

  • Aメロサビより低い音で。音の数を少なめにして、ことばを聞かせる。
  • Bメロ少しずつ高くしていき、最後はGなど「続きたくなるコード」で止めてサビへ。
  • サビいちばん高い音と、のばす長い音を入れる。最後はCに帰って終わる。

作曲講座(初歩編)でつくる8小節は、ちょうどサビ1つぶんのイメージだよ。

やってみよう

サビの前にAメロをつけてみる

  1. 作曲ラボをひらいて、「+ 新しい曲」でまっさらな曲をはじめる。
  2. ドからソまでの低い音だけで、4小節のAメロを置く。音の数は少なめ、のばす音を多めに。
  3. 「ロボに歌わせる」で聞いてから、曲の名前の横の▼で「はじめての曲」(サビ)に切りかえて聞きくらべよう。

まとめ

  • Aメロは静かな始まり、Bメロはサビへの助走、サビはいちばん盛り上がる部分。
  • よくある並びは A→B→サビ を2回くり返して、Cメロ・サビで終わる形。
  • はじめて作るなら、サビから作って、そこへつなぐようにAメロ・Bメロを考えよう。

ことばメモ

曲の構成
イントロ・Aメロ・サビなど、曲の部品の並びかた。
Aメロ・Bメロ
サビの前の部分。Aで静かに始めて、Bでサビへ盛り上げる。
サビ
曲の中でいちばん盛り上がる部分。英語ではコーラス。
Cメロ
終わり近くに1回だけ出てくる、雰囲気を変える部分。
大サビ
最後のサビ。くり返しやキー上げで、特に盛り上げる。